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会社の規模が大きいほど副業した方が良いと思うんだ
企業の強みはたくさんありますが、そのうちの一つが「各工程を細分化・専門化できる」という点。給与管理部門はその業務だけに集中できるし、部品Aの製造部門はその仕事だけに専念できる。それぞれのスペシャリストができる。これ自体は素晴らしい仕組みでしょう。
一方で、自分のやっている仕事が会社のどの部分を担っていて、何が全体最適なのかが会社規模がでかいほど分かりづらいです。巨大な豪華客船のレストランスタッフが、船の仕組みを全く知らないみたいな。

また、近年では大企業でも安泰ではないです。場合によっては、優秀なソフトウェア一つが、部署そのものの存在意義を吹き飛ばします。
企業にとって良いソフトが、自分の存在意義にもプラスに働く保証はないわけです。
そうなると、その部署のことしか知らない状態で放り出される。日本の場合、まだ正社員は強く守られているのでいきなりクビにはならない時代がもう少し続くでしょう。でも、まったく畑違いのところに放り込まれ、年下の上司に怒られながら右往左往することになる可能性は十分にあります。
副業にやりがいを見いだせていれば、そんな状況になっても耐えていく足場になるでしょう。また、リストラに追い込まれても、割増退職金をもらって後は副業を本業にする、という選択肢も生まれます。
だからこそ、会社に切られる可能性がある「普通」の人ほど副業は重要でしょう。
次回は⑩副業の味方、補助金です
「40にして惑わず(論語)」は嘘





