副業最初の壁は・・・普通に「勤務先」
対策:確定申告書を提出する際に、住民税を自分で納付する「普通徴収」を選ぶ

もう、本当にこれが全て。確定申告書の2枚目にあるこの部分。ここで「自分で納付」に〇をすれば大丈夫・・・なことになってるが、自治体によっては普通に会社に送ってしまうことがゼロではないです。公務員も人間です。
昨年10月1日から今年の9月末までの1年間で、「副業」で関連キーワードを調べてみました。
「副業」のグーグルでの検索数は165000回。この3か月の伸び率も22%と増えている。
先行きの見えない中で、副業に対する興味が増しているのがうかがえますね。そして副業と関連するキーワードを調べてみると、上位に挙がってくるのが・・・
検索ワード | 月間平均検索回数 | 直近3カ月での伸び率 |
副業 バレ ない | 14800 | 22%増 |
バレ ない 副業 | 4400 | 23%増 |
副業 バレ ない 方法 | 2900 | 増減なし |
バレ ない 副業 ランキング | 2400 | 21%増 |
バレ ない 副業 手渡し | 1000 | 48%増 |
といった言葉の数々。サラリーマンの悲哀を感じるなあ。最後の「手渡し」はなんかだいぶ怪しい感じだけど。なんで業務時間外まで縛られないといかんのか。
んでもって、一番会社にバレるオーソドックスなパターンが「住民税の変化」。企業の経理マンに取材で聞いたことがあるが、やっぱりそれなりの変動があるとばれるんだそう。

住民税は前年の所得によって決まり、会社に納付書が届く仕組み。所得金額が変わっている場合、会社の担当部署からすると「なんかこいつおかしくね?」となってしまうと。
確定申告書を出す先は税務署だが、住民税の納税通知書を送るのは地元の役所。そして公務員も人間。確定申告が2~3月なのに対し、納税通知書は5~6月と時期もいい具合にずれている。そのため、一応役所にも念押しで「会社には送らないで」と電話するのがおすすめ。というか私はしました。公務員とかかわる仕事を長くしてきたので、彼らが完璧でないことは知っています。
よく公務員に聖人並みの道徳や機械並みの正確性を求める人がいますが、彼らも私たちと同じ人間。ほとんどの人が副業などしていない昨今で、悪気なく他の人のものと同じように会社に送ってしまう可能性はあります。
こんなことで電話すると変人だと思われるかもしれませんが、別にそれでお金払うわけじゃないんで。
すべては銭のためや。
個人的にこの手のことで困った時に一番おすすめの方法は、普通に電話して確認することだと思います。
インターネットの登場で、昔に比べて「ざっくり7割程度知る」ことのハードルはとても低くなりました。
その一方で、「電話したり訪ねたりして100%確認しきる」ことが苦手な人が増えている気がします。



よく「営業の経験しかなくノースキルなので・・・」と副業を躊躇する声を聴くのですが、営業の経験がある時点でノースキルではないのでは。というか私は尊敬します。実際に金を獲ってくる人だから。戦場で言うなら最前線ですよね。
「電話する、尋ねる、契約内容を確認する」
これ、緩い人意外と多いんですよ。ネットで見てだいたい知っているんだけど、自分で完遂は出来ないという・・・だから「普通」に営業マンできているひとなら、それは十分スキルかなと。
普通の能力で努力して再現できない方法など、私はあまり価値がないと思います。ほとんどの人が「普通」だから
とはいえ、個人的にはビクビクしながらやるよりも、次回「⑧普通に会社に許可を取る」ことを模索した方がよいかと。
ATMの上にも3年





