中間層を削る→分断を生む→貧困層に中間層を攻撃させて、富裕層は高笑い


今回はもう衝動です。
給付金の所得制限960万円でも世帯年収1800万円はOKみたいな意味不明なラインで国民を分断させる。それで浮かせたお金で無理矢理「クーポン」なるものを作って利益誘導の権限を握る。
ネット上では「960万円ももらっているんだから文句言うな!」の声が早くも上がっています。中には「月80万円ももらっているのに」というお約束の誤解が。
そうしたやり口の先に何があるのか。
必死に子育てと教育のために踏ん張っている中間層を攻撃する貧困層。
数々の節税手段を持ち、別世界からその争いを眺める富裕層。


中間層が削られ、子供たちに教育が十分にいきわたらなくなり、権力を監視する力・考える力を奪われる。そんな状態になったアメリカが舞台。
「人間の暴力性を抑えるために、1年に1回どんな犯罪でも許される日」が法律で認められた社会。
強盗・殺人なんでもあり。そんな中、アッパーミドル層の家庭が巻き込まれる一夜が描かれています。
「1年に1回暴力性を開放することで、日常の犯罪が減る」みたいな捏造研究が根拠なのですが、
もちろん権力者の狙いはそんなところにはありません。
●銃器産業への利益誘導
●身を守るシェルターや武器を用意できない貧困層を減らし(殺される)、社会保障費を削減
●圧倒的に有利な武装をした富裕層たちが、貧困層を狩ることを楽しむ娯楽
中身は例によってネタバレになりますので避けますが、スリラー映画として非常に見ごたえがあります。
そして格差を拡大させるということが、いかに権力側にとって有益なことなのかを考えさせてくれる社会派映画でもあります。
そんな日々にならないようしっかり選挙に行かないといけないわけですが、まずは子供たちの教育を守るためには「中間層」に踏みとどまらないといけない。
本業だけで踏みとどまるのが不可能なら、副業をしなければいけない。
ネガティブな意味でモチベーションがわく映画です。次回はおすすめYoutubeをば。
一般人同士でいがみ合っている場合じゃない





